＜概要＞
⚫︎生成AI Illustratorについて
⚫︎生成AIについて
⚫︎プロンプトについて
＜講義のまとめ、ポイント、感想など＞
⚫︎⚫︎生成AI Illustratorについて
⚫︎生成AIについて
⚫︎プロンプトについて
★生成AIをお仕事として活用する
★生成AIは日々「成長しすぎ」ているので、あくまで現時点として認識し、「日々学ぶ」。
【Adobe Firefly（https://firefly.adobe.com/）】
Adobeが開発した生成AIで、アイディアを視覚的な作品に変えてくれる。
Illustratorでの活用においては、テキストによる簡単な指示だけでベクターグラフィックを生成できる。拡大、縮小、再配色、グラフィックの個々の部分の編集など。
要素、スタイル、背景、素材などの部分的な生成や、既存の画像を編集することも可能。
例）「かわいい猫と宇宙船」といった簡単な文章を入力
→それに合った画像を自動生成
＜具体的な操作方法＞
・テキストからベクター作成
ウィンドウから「コンテキストバー」 or ファイルから「生成ベクター」
★より良いプロンプトを作成するコツ
・具体的に記述
例）「猫」ではなく「可愛い猫」、「宇宙」ではなく「星がたくさんある宇宙」
・スタイルを指定
例）「水彩画風」「鉛筆画風」
・複数のキーワードを組み合わせる
例）「カラフルな花畑」「レトロな未来都市」
・ベクターパターンの生成
ウィンドウから「生成パターン」
・ベクターシェイプの塗りつぶしの生成
コンテキストバーより「生成塗りつぶし」
・アートワークの再配色
編集からカラーを編集「生成再配色」
★短時間で高品質に「デザインする」ことができる
→デザイナー以外の人がデザインの力を必要とする場面でもどかしい思いをすることがなくなる。
ビジネス、日常、あらゆる場面でクリエイティブがより身近になってくる…！
開発段階のため、今後に期待大。
※注意点
・生成された画像の著作権は、利用規約によって異なるため、商用利用する場合には必ず利用規約を確認する。
・AIは万能ではなく、必ずしも人間の意図通りになるとは限らない。
・AIによる画像生成には、ディープフェイクなどの倫理的な問題も指摘されている。
・無料プランと有料プランがあるため、用途に合わせて活用する。
ちなみに他のAdobeソフトでは…
Photoshop
・生成AI：
画像の内容を壊すことなく追加・拡張・置き換え・削除などを行う。
・ジェネレーティブ塗りつぶし：
画像の特徴を解析し、自動的に画像の編集や修正を行う。
・被写体を選択：
少ない作業で写真の主要な要素を分離する。
・背景の追加：
写真に好みの背景を追加する。
Lightroom（写真の編集管理に特化し、カメラマンが行う一連のワークフローに沿った機能が搭載されている）
・ノイズ除去：
撮影が難しい照明条件下で撮影した写真からデジタルノイズを除去する。
光量の少ない高感度撮影やビーチでの夕日や夜景、キャンドルライトでの誕生日パーティーなどの撮影時に便利。
Premiere Pro（動画の編集や加工、映像制作ができ、YouTubeやInstagramなどのSNSの動画作成からハリウッド映画の制作まで幅広く使用されている）
・文字起こし：
読み込んだ動画の音声をAIが自動認識してテキスト化する。
After Effects（映像のデジタル合成やモーション・グラフィックス、タイトル制作を目的としたソフト）
・コンテンツに応じた塗りつぶし：
動くものに対して自然に塗りつぶす。
・スピーチを強調：
音声の品質を向上させる。
・オーディオクリップの自動分類：
オーディオクリップを自動で分類する。
・Depth Scanner：
自動深度推定のための人工知能ベースのプラグイン。
Adobe Express（テンプレートが豊富に用意されている・Adobe StockやAdobe Fontsと連携しており直感的なUIである・Webブラウザですぐに使用できる など、デザイナーでなくても魅力的なコンテンツを作れるデザインアプリ）
・テキストから画像の生成
・テキスト効果の生成
・静止画像からビデオ、3D、ブラシ、ベクター、テクスチャなどのクリエイティブな素材の編集および生成
【Firefly無料版を使ってみた】
まずは、講義に習ってアンパンマンを生成。
具体性を加えてみました。：
…どうなんだろう？
出来ているようで出来ていないような。
そもそもアンパンマンってどう表現されるのだろう。：
生成した結果、「プロンプトが短すぎます」という表示が出ました。
その言葉通り、指示が足りない結果全く予想もしていないイメージが上がってきました。
ではもう少し具体的に、絶対にリアルでは実現しないことを表現してみよう。：
あまりイメージ通りの画像が上がってきません。
指示が足りないのでしょうか？
より具体的で共通認識が強そうなイメージ制作を頼んでみました。：
ちょっとずつ、私の予想したイメージに近づいてきたと思います。
教えていただいたより良いプロンプトを作成するコツの重要性が理解できました。
これまでの訓練校の投稿では、実はアイキャッチ画像をGeminiに指示して制作していました。
今後は、よりクリエイティブの理解が強いAdobeが作ったFireflyを活用してみようと思います。
後述：Fireflyは無料版は生成回数に制限があるようで、早々に超えてしまったため、Geminiとの併用で使っていきます…！