2025.04.12 ポートフォリオ作成のコツ/自分の魅せ方について(10:00 AM~3:30 PM)

<概要>

⚫︎ポートフォリオ実例紹介
⚫︎スキルの見せ方について


<講義のまとめ、ポイント、感想など>


⚫︎スキルの見せ方について

Webデザイナーになるために必要なもの(Webデザイナーとして採用されるための応募準備)


・履歴書
→現在


・職務経歴書
→過去


★ポートフォリオ(ポートフォリオサイト)
→未来


そもそもポートフォリオとは…
就職活動や実務の現場で、クライアントに対してスキルや実績をアピールすることを目的とする作品集のこと。
いわば名刺。
具体的な制作物があるクリエイティブ系職種では必須。
「何をしてきたのか」「何をしているのか」「何をしたいのか」、そして人間性までも読み取ることができる。
企業の事業ポートフォリオなども存在し、「目的を持ってそれを一目でわかりやすく魅せる」ものと認識すればOK。
クライアントはポートフォリオで仕事を依頼するかどうか見極めることになるため、重要な資料である。
履歴書、職務経歴書と合わせて自分のスキルを明確にし、目に止めてもらう、興味を持ってもらう、仕事に繋げてもらうことを意識する。


<何を載せるか>
ご挨拶
プロフィール(自己紹介)
– 名前
– 顔写真
– 生年月日
– 略歴
– 仕事への姿勢や意気込み
– 自己PR
– 保有スキル
– スキル項目
– スキルレベル など
ポートフォリオ
– 作品
– 作品の説明
– 作成ツール
– 作成時間
– その他(苦労したこと、考慮したこと、学んだこと など)
後書き



★ポートフォリオは「ラブレター」
★アートではなくクライアントワーク、デザインである。
上記を踏まえて、つまり働きたい会社、欲しい仕事を意識して作ることが「良いポートフォリオ」を作るコツ。
→相手に合わせて“戦略的”に内容を変えていく必要がある。


・紙でまとめるかWebでまとめるか、だけでも印象が変わる。


・例えばWordPressのテーマを応募企業ごとに変えるだけで効果がある。


・サイトのトップ画像もいくつか作っておいて差し替える。


・そもそも現在作っているこのポートフォリオサイトも、WordPressで作っている=WordPressの運用に慣れていることをアピールするチャンス。


※WordPressは納品様式として有効
記事を追加したい!イメージ画像を変えたい!などの簡単な要望に対して、作業がシンプルなためクライアント自身で運用してもらえる
→更新ごとに制作者として関与する必要がない、手離れが良い。
積極的に触って学んで使えることをアピールできるようになるのが吉。


・目標は100ページ!
もちろん100ページ全てに目を通して評価してくれる企業はほぼない。
でも、一部分で興味を持ってもらえれば、その他にもアクセスしてもらえる。
アピールできる材料はあればあるだけ良い、という意図。


・そしてただ多く作るのではなく、スキル、ジャンル、方法、視点などバリエーションを増やす。
多種多様な制作物に対応できることを伝える。
企業ごとに求められていることを意識しその比重は変えて見せる。


・日々の生活もページにして人間力をアピールする。


・企業ごとに個別ページを作り、「プレゼン」する
ページや作品を整理し、一番アピールしたいものを一番見やすく配置することも必要。


・パスワード保護で、権利や守秘義務などの理解をアピールする。
誰でも気軽にアイディアを世の中に発信できるようになっているからこそ。


・まとめ方



★クライアント、応募企業にとって「話が出来る人」は「自分の作品を理解している人」
記載内容、作品もクオリティや結果はもちろん、目的やゴール、意図やプロセスを説明できることが重要。

つまり、相手を想って作れば伝わるはず。

そして、いかに「自分をプロデュース」するかを考えなければならない。
相手に合わせてばかりで自分を見てもらえなければ意味がない。
上記を押さえた上で、、、というより上記は前提と捉える。
となると、他の応募者も同じことをしている中で、いかに自分を選んでもらうか。
この観点も戦略的に練っていく。
「見てもらいたい自分」「そう思われたい自分」「変えたい自分」についても考えることが大切。


★どんなポートフォリをが良いポートフォリオなのか?
こについて学び知識としては得たものの、正解はない。
自分の作ったポートフォリオは通用するのだろうか。




・たくさん人に見てもらってフィードバックをもらってブラッシュアップしていくしかない。
あまり大々的には言えませんが…
応募する練習も必要、どんな反応が来るのか慣れることが必要。


・良いと思ったら積極的に真似てみる。
★あの人のサイト良いな!真似したい!と思った時に便利なサイト:
WP-Search(https://wp-search.org/ja/)


・日々の更新・勉強・いじってみる ことは並行して行う。
素材が揃ったら〜、ある程度学んだら〜では遅い!


参考になるポートフォリオがないか、ネットで調べていたところ、良いサイトを見つけたのでメモしておきます。
Webデザイン制作の参考になる国内のステキなサイト集「SANKOU!」:
https://sankoudesign.com/category/portfoliosite/
商用可能な日本語の有料・フリーフォント検索サイト「SANKOU! font」:
https://sankoufont.com/



※アイキャッチ画像は、生成AI(Gemini)で作成しました。
指令文「ポートフォリオを持って企業の面接に挑んでいる女性を、鉛筆画風のイメージにして。」
「デザイナーを想定して、女性が持っているポートフォリオを書き換えて。」