<概要>
先日5月1日、5月6日に体調不良で講義を欠席してしまいました。。。
1日は名刺制作、6日はDM制作と実技の時間でした。
作成については、作業環境の状況から個人で取り組めておらず、また完成次第投稿したいと思います。
その2日間で新出のスキルや知識について、この投稿でまとめます。
<講義のまとめ、ポイント、感想など>
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★文字(フォント)デザインについて
フォントとは既にデザインされている文字(既に特徴や印象を持っている)である。
昨今では様々なフォントが存在する。
【スクールおすすめフォント】
・源ノ角ゴシック
・源ノ明朝
・貂明朝
・A-OTF UD新ゴ
・筑紫A丸ゴシック
・VDL ロゴJrブラック
・TA-F1ブロックライン
・TBシネマ丸ゴシック
・VDL ペンレディ
・砧 山本庵クラシック
【Adobe Fonts (Typekit )】
https://fonts.adobe.com/?locale=ja-JP&ref=tk.com
Adobe Creative Cloudユーザーが利用できるサービスの一つ。
Webフォントとしてはもちろん、PC上のデスクトップフォントとしても使用可能。
(Photoshopやllustratorはもちろん、Microsoft OfficeなどAdobe以外のソフトにも対応している。)
・Typekitのフォントの追加方法
①ブラウザから直接Typekitを開く、
もしくはCreative Cloudデスクトップアプリケーションのアセット > フォントから「Typekitからフォントを同期」でTypekitのページに移動する。
※PhotoshopやIllustratorなどのadobeアプリ内でもメニューの書式から「Typekitからフォントを追加」でブラウザが起動する。
②ライブラリから使用したいフォントを選ぶ。
右側のフィルターでイメージに近いフォントを絞り込むこともできる。
③選んだフォントをクリックすると、詳細画面に移動する。
同期させるのに「すべてを同期」をクリック。
④追加されたフォントはクラウド上で管理される。
文字パネル(メニュー > 文字)よりTLアイコンをクリックすると、フォントが追加されていることがわかる。
・TypekitのフォントをWebフォントとして使用する方法
①フォントを選んだら、詳細画面右上にある、「< > キットに追加」をクリック。
②「キット作成ボタン」をクリックするとキット作成画面が表示される。
名前は任意で、ドメインはWebフォントを利用したいドメインを入力し、「続行」をクリック。
③コードが出力されるので、詳細タブをクリック。
※デフォルトよりも「高度な埋め込みコード」と言われており、Webフォント使用に伴うページ読み込みの遅れを回避できるためおすすめ。
④コードをコピーして使用するサイトのhtmlファイルのソース、内にペースト。
「続行」をクリックし、キットの管理ページに移動する。
⑤「公開」をクリックして、キットを有効化させる。
有効後、このページの「CSSでフォントを使用」をクリックすると、font-family値での使用方法を確認できる。
※フォントのライセンスについて
デスクトップフォントで作成した画像やロゴデータ(著作権保護&商標登録もOK)はクライアントに提供可能。
Tシャツ、ポスター、その他のプリント商品など、市販目的の商品を作成することもできる。
ただし、Webフォントとして利用する際はは少し制約があるため注意。
★トリムマーク
以前勉強したトンボのことを、トリムマークとも呼ぶ。
印刷時や、断裁位置を明確にするために必要不可欠な「しるし」のこと。
内トンボは仕上がり線を、内トンボから外トンボの間は裁ち落としのための”塗り足し”部分を示している。
勉強に使わせていただいた参考サイト:https://www.ddc.co.jp/dtp/archives/20140120/132451.html
https://www.wave-inc.co.jp/data/illustrator/size.html
https://blog.expertstaff.co.jp/89/
★パスのオフセット
この機能を覚えておくと、イラレの使い方の幅が広がる可能性があるため再度復習。
パスのオフセットとは、選択したオブジェクトから指定した距離をずらした位置にオブジェクトのコピーを作成する機能。
文字にフチを付けるときや、印刷物のサイズ指定の際に頻出する。
・メニューバー「オブジェクト→パス→パスのオフセット」
・オフセットに任意の数値を入力する。
数値がプラスなら元のオブジェクトの外側に、マイナスなら内側に新たなオブジェクトが作成される。
・オフセットで作成したオブジェクトの角をどのような形にするか設定できる。
※参考:https://www.wave-inc.co.jp/weblog/?p=1966
・角の比率の設定をする。
角度により、角の先が飛び出たり、飛び出なかったり。
角の形状をマイターにしたとき、角をシャープにしたい場合は角の比率を大きくし、逆に角がいらない場合は角の比率を小さくする。
★配置
印刷サービスのサイトを見てみると、ほぼ100%の確率で「画像の埋め込み」を推奨されます。
これは何か?ということを教えていただきました。
Illustratorに画像を配置する場合、「リンク配置」と「埋め込み」配置の、二つの方法がある。
画像の埋め込みとは、Illustrator上に配置した画像データを、Illustratorファイル内に埋め込んでしまうこと。
Illustratorでは、ワードやパワーポイントのように画像をファイル内に配置するだけでは正常に印刷されない。
もう少し専門的に言うと、画像をドラッグして配置してもIllustratorファイル自体に画像データの情報は取り込まれない、と言うこと。
画像を埋め込むとファイルの容量が増える一方で、ファイルと一体化するのでリンク切れなどのトラブルを防ぐことができる。
また、Illustrator上でのプレビュー画像も、詳細に表示される。
※PDFファイルやIllustratorで作成されたファイル(ai形式、IllustratorEPS形式など)ではなく、必ずPhotoshop(PSD)形式やPhotoshopEPS形式などの画像データにする必要がある。
※埋め込み処理をした後に元の画像データを修正しても配置データには反映されないため、デザインの調整がすべて完了し、デザインを保存する時に埋め込み処理をするのが良い。
もし埋め込み後に修正をした場合は「リンクを再設定」する。
※埋め込みを行わず、データを合わせて入稿するときは、リンク配置した画像ファイルを別のフォルダに移動するとリンク切れを起こしてしまい、Illustratorファイル上で画像が表示されなくなる。
出力する際には常に「Illustratorファイル+画像ファイル」をセットにする必要がある。
※透明を含んだフPhotoshop画像を埋め込む際は必ず「複数の レイヤーを1つの画像に統合」を選択する。
「レイヤーをオブジェクトに変換」を選択すると、画像サイズが変わってしまう恐れがある。
※埋め込むと画像の色味が変わってしまう場合がある。
例)・CMYKカラーモードのイラストレーターファイルにRGB画像を埋め込んだとき
・IllustratorとPhotoshopでカラープロファイルの設定が異なる状態で埋め込んだとき
色味が変わらないようにするには、アプリケーションのカラーモードを設定を統一する必要がある。
・ファイルから画像を埋め込む方法
①「ファイル」→「配置」
②配置するファイルを選択する際に『リンク』のチェックボックスをオフにする。
・リンク配置から埋め込み配置に変更する方法
①「ウィンドウ」→「リンク」
②リンクパネルに配置画像の一覧が表示されるため、画像を選択し「オプション」→「画像を埋め込み」
③埋め込みされたか確認
参考サイト:https://raksul.com/guide/create-data/application/illustrator/image/
https://www.wave-inc.co.jp/data/illustrator/image.html
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【DM・ポストカードを作ってみる】
定型(郵便)はがきサイズ:100×148mm
・画像解像度
ピクセル寸法は、画像の幅と高さのピクセル総数を示す。
解像度はビットマップ画像の細かさで、1インチあたりのピクセル数(ppi)で示される。
1インチあたりのピクセル数が増加すると、解像度は高くなる。
一般的に、画像の解像度が高いほどプリントした画像の品質が高くなる。
変更方法
①対象の画像を開いて「イメージ」→「画像解像度」
②「再サンプル」のチェックを外す。
③「合わせるサイズ」の項目はデフォルトでは「オリジナルのサイズ」となっているが、数値を調整すると自動で「カスタム」に変更される。
※印刷用の場合の推奨は350dpi(ppi)以上、Webのみで使用する場合は〜72dpi。
参考サイト:https://magazine.techacademy.jp/magazine/3494
・モード
Adobe Photoshopを使って、1つのカラーモードから別のカラーモードに変換する(CMYKからRGB、カラーからグレースケールなど)必要が生じる場合がある。
画像に異なるカラーモードを選択すると、画像内のカラー値が変更される。
例えば、RGB画像をCMYKモードに変換すると、CMYK色域外の RGBカラー値は、色域内に収まるように補正される。
CMYK色域は、カラー設定ダイアログボックスのCMYK作業用スペースで定義されるもの。
そのため、画像をCMYKからRGBに戻すと、一部の画像データが失われ復元されない場合がある。
画像を変換する前に次の操作を行うことが推奨されている。
・できる限り画像の元のモードで編集する
(通常は、スキャナーまたはデジタルカメラで取り込んだ画像は RGBモード、従来のドラムスキャナーまたはScitexシステムから読み込んだ画像はCMYK モード)
・変換する前にバックアップコピーを取る
変換後も元の画像を編集できるように、すべてのレイヤーを含む画像のコピーを必ず保存しておく。
・変換する前にファイルを統合する
(例えばファイルにベクトルテキストレイヤーがある場合などはしないほうが良いため、状況に合わせて対応する)
また、画像をモノクロ2階調モードに変換すると画像のカラーは2色に減るため、画像のカラー情報は著しく少なくなり、ファイルサイズが小さくなる。
カラー画像をモノクロ2階調モードに変換するには、まずグレースケールモードに変換する。
この変換により、ピクセルの色相と彩度に関する情報が削除され、明るさの値だけが残る。
ただし、モノクロ2階調モードの画像で可能な編集作業は限られるため、グレースケールモードで編集してからモノクロ2階調モードに変換することが推奨されている。
変更方法
<カラーの場合>
「イメージ/モード」→変換先のモードを選択。
現在の画像には使用できないモードは、メニューにグレー表示される。
<モノクロの場合>
①モノクロ2階調モードの画像は、チャンネルあたり1ビットを使用するため、16bit/チャンネル画像または 32bit/チャンネル画像は、変換前に8ビットのグレースケールモードに変換する。
②カラー画像の場合:
イメージ/モード/グレースケールを選択後、イメージ/モード/モノクロ2階調を選択し、「破棄」をクリック。
グレースケールの画像の場合:
イメージ/モード/モノクロ2階調を選択。
③「出力」にモノクロ画像の出力解像度の値を入力し、単位を選択。
初期設定では、入力および出力両方の解像度には現在の画像の解像度が表示される。
④次のいずれかの変換方式を選択する。
-50%を基準に 2 階調に分ける
-パターンディザ
-誤差拡散法(ディザ)
-ハーフトーンスクリーン
-カスタムパターン
ただ白黒にするだけでも、様々な表現方法があるということを覚える。
上記を応用することで、元がモノクロ画像のものも一度グレースケールに変更し、繊細な表現を加えて再度モノクロに戻すと、同じ白黒ではあるが、表現の異なる白黒になる。
変更方法
①イメージ/モード/グレースケールを選択。
②「サイズ比」に 1 ~ 16 の数値を入力。
※サイズ比は画像の拡大・縮小率を示す。
例えば、グレースケール画像を50%縮小するにはサイズ比に2を入力する。
1より大きい数を入力すると、モノクロ2階調モードの画像のピクセルの平均値が、グレースケール画像の1つのピクセルに変換されるということ。
このプロセスにより、1ビットスキャナーから取り込んだ画像から様々な階調のグレーを生成することが可能になる。
参考サイト:https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/converting-color-modes.html
以上です。
休むと自分で理解しなくてはならないため、大変です…。
整い次第、自宅でも実際にツールを使って練習します!
補足:別講義の時間に、個別で実践のレクチャーをしていただきました。
名刺:55 91
DMはがき:100 148
内側で断裁
ギリギリで作らずはみ出させる(塗り足し)内外の3㎜にはみ出ればOK
文字が切れないように印刷物のガイド内側3㎜ルール
トリムマーク:全部の色に書き出すよという仕組み含め
なので、黒線で自分で作ればよいというものではない
レジストレーション、ブラックではない
塗りOK 線NG
オブジェクト→トリムマーク
オブジェクト パス オフセットで外中
右クリックでガイド作成 ロック
トリムマークは必ずレイヤーの一番上
長文→テキストボックス
ポイント文字ツールのほうが簡単
分版プレビュー
選択 オブジェクト 孤立点