<概要>
⚫︎紙のポートフォリオを作ってみましょう
⚫︎構成やレイアウト調整について
面接時に持参する紙のポートフォリオを生成AIで出来たら…
ということで、6ページ程度の紙のポートフォリオを生成AIを活用して作成する方法について。
ここではデザイン系ポートフォリオを想定するが、他分野で応用可能。
<手順>
①ポートフォリオの構成を考える (AI補助可)
6ページという限られたページ数のため、掲載する作品を厳選し効果的に見せる構成が重要。
表紙(1P)
:氏名、連絡先、ポートフォリオのタイトルなど
自己紹介(1P)
:略歴、スキル、得意分野、ポートフォリオで伝えたいことなど
キーワードやアピールポイントを伝えればある程度の文章を生成する。
ChatGPTなどのAIを使って自己紹介文の作成を補助できる。
作品紹介(3P)
:代表的な作品を3~4点程度
各作品につき作品概要、制作過程、使用ツール、工夫した点を記述。
AIを使って作品説明文の作成を補助できる。
作品のテーマや特徴を伝えればキャプションや説明文の草案を生成してくれる。
裏表紙(1P)
:連絡先、ウェブサイトやSNSのURLなど
②作品の準備
掲載する作品を選定し、高解像度の画像データを用意する。
必要に応じてPhotoshopなどで画像編集やレタッチを行う。
③レイアウト作成 (AI補助可)
Canva、Adobe InDesignなどのデザインツールを使ってポートフォリオのレイアウトを作成する。
・Canva:初心者でも使いやすいオンラインデザインツール。
豊富なテンプレートを利用できる。
AI機能も搭載されておりデザインの提案を受けることができる。
・Adobe InDesign:プロ向けのDTP(デスクトップパブリッシング)ソフトウェア。
高度なレイアウトや文字組みが可能。
AIツールを活用して、レイアウトのアイデア出しや素材の作成が可能。
・デザインのインスピレーション:
Pinterestなどで好みのデザインを集め、AI画像生成ツールにそのイメージを伝えることでレイアウトのヒントとなる画像
を生成できる。
・背景素材の作成:AI画像生成ツールを使って、ポートフォリオの背景に使うテクスチャやパターンなどを生成できる。
④テキスト作成(AI活用)
自己紹介文や作品説明文は、ChatGPTなどのAIツールを活用することで効率的に作成できる。
・自己紹介:自分の強みや経験、ポートフォリオで伝えたいことを箇条書きでAIに伝えれば、自然な文章にまとめてくれる。
・作品説明: 作品のコンセプトや制作過程、使用ツールなどをAIに伝えれば、分かりやすく説明文を生成してくれる。
⑤PDF出力
作成したレイアウトをPDF形式で出力。
印刷に適した高解像度で出力すること。
⑥印刷:
プリンターで印刷するか、印刷業者に依頼。
紙質にこだわることで、ポートフォリオの見栄えが向上する。