<概要>
⚫︎求人応募について
⚫︎「人材紹介」や「人材派遣」について
⚫︎求人応募に向けて
<講義のまとめ、ポイント、感想など>
【応募に必要な分析】
履歴書(現在)
→職務経歴書(過去)
→企業・市場分析(未来)
★未来について教えてくれる(現在・過去の分析のサポートもしてくれる)プロフェッショナルが「人材紹介」「人材派遣」サービス!
・人材紹介会社とは?
厚生労働大臣から許可を受けた「有料職業紹介所」のこと。
採用したい企業と働きたい転職希望者のマッチング(仲介)を行い、両者の雇用契約成立をサポートするサービスを提供している。
人材紹介会社の役割はマッチングから選考のサポートまでで、雇用契約は企業と転職希望者との間で結ばれるため、採用活動を支援するサービスという位置づけ。
・人材派遣会社とは?
人材派遣会社とは、厚生労働大臣から許可を得た「労働者派遣事業」を行う会社のこと。
大きな特徴は、雇用契約を人材派遣会社と労働者が結ぶ点。
人材派遣会社は業務を委託された企業に対し、派遣スタッフとして労働者を派遣し、派遣先企業の指揮命令のもと業務を遂行するサービスを提供する。
労働者(以下派遣スタッフ)の労働時間などは「労働者派遣法」によって厳しく決められている。
・ちなみに…ハローワーク(公共職業安定所)とは?
仕事をお探しの方や求人事業主の方に対して、さまざまなサービスを無償で提供する、国(厚生労働省)が運営する総合的雇用サービス機関。
★人材紹介会社と人材派遣会社の違い

★利用するメリット
・人材紹介会社
直接雇用による長期雇用ができる点。
企業が中途採用を行う理由は、異なる企業文化で培われた新鮮なアイデアや価値観を導入することによる組織活性化や、人員バランスの最適化、将来的に活躍が期待できるリーダー候補の育成などさまざまだが、共通していえることは事業の継続、成長につながる採用であるという点である。
人材紹介会社が提供するサービスは長期雇用が前提のため、採用する人材は派遣スタッフと比較すると帰属意識が高く、自社のコア業務を担う戦力として育成していくことができる。
社員の力が企業の力となって、自社にノウハウが蓄積されていく。
・帰属意識が高まる
・中長期的な人材育成
・ノウハウの蓄積、技術力の向上
・人材派遣会社
突発的な業務発生や一定期間だけの業務が発生したときに対応できるメリットがある。
企業と派遣スタッフとの間に雇用契約はないため、教育のための研修費用がかからない分コストを抑えられるうえに、採用選考が不要なため、人材が見つかればすぐに業務が開始できる。
決算期や年末調整といった業務量が増える時期などに、一定の期間だけ業務を依頼することができるのが人材派遣サービスの魅力。
また、近年は有効求人倍率の高まりを受けて採用活動が長期化する傾向があり、特に専門知識を要する仕事など転職希望者の絶対数が少ない分野では、採用がなかなか決まらないといった状況も起きている。
そのような場合に一時的に業務を依頼できるのもメリットの一つ。
紹介予定派遣を利用すれば、派遣スタッフとして業務に従事してもらい、一定期間経過後に双方の合意があれば直接雇用に移行することも可能。
・特定の(指定の)期間だけ業務を依頼することができる
・教育にかかる研修コストの削減
・募集期間を短縮できる
ちなみに…アルバイトとパートについて:
正規の時間の一部、つまり短時間労働を意味する言葉。
なおアルバイトは、ドイツ語の「Arbeit」(意味:労働・仕事・研究)が由来。
つまり、どちらも<正社員より短い時間で働く人のこと>を表しており、アルバイトやパートというカテゴリーの違いは法律上では定義されていない。
アルバイトとパートの違いは?:
法律上の違いはなく、どちらも「パートタイム労働者」に分類される。
募集する企業側が慣習で使い分けているに過ぎず、呼び方が違うのはそれぞれの語源と背景が違うため。
正社員とアルバイトの違いは?:
雇用形態や給料、生活の保障などもあるが、大きな違いは会社に雇われる期間を示す雇用期間だと言える。
正社員は雇用期間の定めがない無期雇用で、基本的には自ら退職を願い出ない限りは雇用され続ける。
一方アルバイトは雇用期間が定められている有期雇用の場合が多い。
【現在の転職市場】
・転職は当たり前の時代に
-2016年以降は毎年300万人以上の人が転職している
-30代の半数が転職を経験している
-20代~60代の半数以上が転職をポジティブに捉えている
・好意的な転職
-転職理由が明確である
-転職回数は多くても、それぞれの在籍年数は3年以上である
-専門的なスキルや能力を持っている
参考:総務省統計局 労働力調査(詳細集計)(https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/index1.pdf)
★では登録するにあたって
①応募書類の備え
・キャリアの棚卸し
・職務経歴書の整理
・ポートフォリオの更新
履歴書(現在) 自分を 「オフィシャル」に 表す書類
職務経歴書(過去) 自分の「経験」や「スキル」を表す書類
ポートフォリオ(未来) 自分の 「実力」や「主張」を伝える書類
②こまめな情報収集
・気になる企業の情報収集
・エージェントとの情報交換
・カジュアル面談など
★「思い切った転職や未経験からのチャレンジはキャリアを階段式に登ることを意識する」
★「デザイナーになりたい」→どんな?を考える
【want】
・どんな事業に貢献するWebデザイナーになりたいのか?
・あなたは今、どんなデザイナーになりたいのか?
転職で「手に入れたい実績」から逆算する。
【can】
・今自分はどんな強みのあるデザイナーなのか?
〇〇に強いデザイナーを明確にしておく。
広告・マーケティングに強い
・LPが得意
・商材に合わせたLP構成の提案
・成果につなげるバナーデザイン及びその提案
・LPO、効果検証
・各種広告ガイドラインに詳しい
・SEOに詳しい、内部施策の経験あり
企業サイト制作に強い
・受託制作フローの理解
・コンセプトやブランド設計からの提案力
・情報設計、デザインカ
・フロントエンドの知識組み込み
・制作を1人でも回せる
EC業界に強い
・ECサイトのCMSに詳しい (カスタマイズ経験が豊富)
・キャンペーンやセールに合わせたプロモーション施策
・デザインでの解決方法に詳しい
・業界やルールに詳しい
・ECサイト運用やECマーケティングに詳しい
・商材に合わせたデザイン提案力
サービス・プロダクトに強い
・システム繋ぎこみの理解
・要件定義/情報設計
・WF制作
・サービス改善や品質チェック、効果測定
・コミュニケーション能力
・エンジニアとの協業経験
★各ソフトのスキルを整理する
編集ソフトウェア:
Adobe Photoshop, Adobe Illustrator, Adobe XD, Figmaなど
動画編集ソフト:
Adobe Premiere Pro. Adobe After Effectsなど
HTML編集ソフト:
Visual Studio Code, Adobe Dreamweaverなど
プログラミング:
JavaScript(jQuery, Vue.js. Nuxt.js). PHP(Laravel), Ruby, Perl, Pythonなど
CMS ECサイト系CMS:
WordPress, Movable Type, EC-CUBEなど
データ転送ソフト:
FileZilla, FFFTP. WinSCPなど
★企業研究

★応募は徹底的な研究の上、戦略的に!
採用担当者に「こんな人物を求めていた!」と思わせることが大切。